幼稚園の頃の僕の話
幼稚園のバスに乗るための集合場所に行く道すがらにあったガソリンスタンドのおじさん元気かな?と最近思い出が蘇った苦労詐欺だ。
みんなは幼稚園の頃の記憶や話を聞いたりすることはあるだろうか?
歳をとると共に忘れやすくなっていく記憶だけど、ふとしたに思い出したりすることもある。
僕は親からも「お前幼稚園の時こんな子だったよ」といった話も聞いたことがある。
今回は僕の幼稚園時代の話をしようと思う。
とてつもなくくだらないから1㍉も期待しないでね。
友達の母親に怒られた話
幼稚園の頃の話だから、顔も名前も全然覚えてないんだけど、ものすごい仲の良かった同級生が一人だけいた。
僕は同時マンションの3階に住んでいたのだが、その子は2階の角部屋に住んでいた。
同じ幼稚園に通っていて、休み時間なんかはしょっちゅうその子と遊んでいた。
これもおぼろげな記憶だけど、なんかものすごいその子とは波長が合っていた気がする。
そんなある日、その子から「うちに遊びにこない?」と唐突に誘われた。
急に誘われたからびっくりしたが、嬉しくて「わかった。遊びに行く」と約束をし、幼稚園から家に戻ったらすぐに彼の家の前に向かう約束をした。
幼稚園から帰宅し、すぐさま彼の家の前までいき、彼と合流した。
早速彼の家に上がる話になったのだが、なぜだか知らないが彼から「後ろからついていくから先に入ってくれないか?」と言われた。
僕は完全に「???」と頭にはてなを浮かべたような顔になったが、速攻で考えるのをやめて「いいよ」と承諾してしまった。
この言葉の意味はすぐにわかった。
彼に促されるまま、彼の家に上がり、玄関→廊下→リビングまできてそこから半分ぐらい進んだところで事態は起こった。
帰ってきたならあsdfghjkl;:!!!!
前半だけ聞こえたものの後半はまったく聞き取れなかった。
どうやら僕を彼と間違えて怒鳴ったっぽいのだが、幼稚園児の僕は驚きのあまり彼の家を飛び出した。
友達の家に行って、何もしていないのに急に怒られるという恐怖体験はかなりのトラウマだった。
多分彼は、僕を家に呼んだものの母親の機嫌が悪く、どうにか僕を挟んで落ち着いてもらう作戦だったようだ。
彼は外に飛び出した僕を追いかけてきてものすごい謝罪してきた。
だ、大丈夫だから。びっくりしただけだから。
と必死に取り繕ったものの、その日は結局枯れの家には行かず、外で遊んで別れた。
その後、彼の家に行くことは一度も無く、幼稚園を卒業してから引越してしまったため彼と合うことは二度と無かった。
妹に引きずられて幼稚園に行った話
これは親から聞いた話で、僕は全然記憶になかった。
僕には妹が二人いて、二つ下と五つ下ぐらいの年齢差がある。
二つ下の妹は僕が年長の時に年少になるため、一年間は同じ幼稚園に通っていた。
当時の僕は幼稚園に行くのが嫌だったらしく(覚えがない)、朝バス乗り場に行くまでにぐずったり嫌がったりすることが多かったらしい。
嫌がった記憶はあまり無いんだけど、バス停に着くと泣き止むらしく、他の子のお母さんに、
またここちゃんはバス乗り場に着くと泣き止むわね~
なんて言われたことだけは覚えている。
なんで泣いていたのかも全然覚えてないんだけどね。
妹は幼稚園大好きで、毎日ニコニコ楽しそうに通ってたらしい。
多分この頃から本当に幼稚園が好きで、現在の保育士って仕事に繋がっているんだと思う。
ある日、その日も幼稚園に行きたくなかったらしく僕は泣きながら駄々を捏ねていたらしい。
そんな僕を見た妹は僕の背負っている幼稚園カバンを掴み「はい、お兄ちゃん幼稚園行くよ」と引きずって連れて行ったらしい。
一切記憶に無いんだけど、その場に居たお袋も親父も( ゚д゚)ポカーン
ちなみに僕自身は暴れること無く大人しく引きずられてたらしい。
覚えてないからわからないけど、本当に行きたくなかったわけじゃないと思うんだよね~
妹の入院先で暴れて怒られた話
三人兄弟の中で真ん中にあたる妹は幼稚園大好きなのだが、昔から身体はあまり強くなかった。
アメフトのラインマンだった親父の血を濃く継いでる僕と一番下の妹はそのお陰か身体だけは無駄に丈夫だった。
ある時、マンションの階段で近所の子&妹と遊んでいた。
どんな遊びをしていたのかあまり覚えていないのだが、唯一覚えているのは、階段の途中ぐらいからジャンプして下に飛び降りる遊びだ。
なぜこれだけ覚えているかというと、この遊びをした時に事件が起こったからだ。
まぁ、シンプルな事件なんだけど、僕が階段の途中から下に向かって飛び降りたのを妹が真似して飛び降りた時「ボキッ」と鈍い音がなったのだ。
そう、妹はその遊びでまさかの骨折をした。
正直僕にも責任はあるのだが、まさか階段数段を飛び降りたぐらいで骨が折れるとは夢にも思わなかった(;・∀・)
身体の弱かった妹は幼稚園年少の頃、近くの病院で一時期入院したこともあった。
何が原因で入院したのかまでは覚えていないのだが、僕はお袋と一緒に妹の入院見舞いに行ったのを覚えている。
病院のベッドで暇そうな妹を見て、何を思ったのか僕は妹に何かしらの話しをし始めた。(内容覚えてない)
その話が盛り上がり、挙げ句の果てには妹と2人で病室で暴れてた。
勿論、お袋と看護師さんから大目玉を食らった。
暇そうな妹が楽しそうだったから良かったのかな。
駐車場の車で頭を切った話
これについては結構ハッキリと覚えている。
なにせ自分が怪我した記憶だからね。
幼稚園の頃に住んでいたマンションは近所付き合いが良くて、マンションに住んでいる子と遊ぶことが多かった。
自分はマンションの3階に住んでいたのだが、2階に親父の先輩にあたる人が家族で住んでいた。
そこの子や他の部屋の子達としょっちゅう駐車場で遊んでいたのを覚えてる。
その日も駐車場で遊んでいて、風船を一生懸命追いかけていた。
必死になって追いかけていた僕は、足元を見ておらず、車の縁石に足を引っ掛けて転んでしまった。
この時、転んだ先が悪かった。
なんと、転んだ先が車の角(右前辺り)に頭が当たる位置だったため、そこに頭をぶつけて切れてしまった。
最初何が起きたのかわからなくて、身体を起こしながら「(;´∀`)…痛いなぁ…」と思って頭を触った。
一緒に遊んでいた子達は皆僕を囲んで見つめていた。
僕は頭を触った手を見て、血まみれだったことに驚いてその場で泣き出してしまった。
僕が泣き出したことに周囲は我に返り、殆どの子達が一斉に自宅へと走り出した。
数分後にはマンション中からティッシュを持ったおばちゃんたちがワラワラと出てきて自分の周りに集まりだした。
皆自宅へ戻り、僕が頭を切って血を流していることを親に話したらしく、皆飛び出してきたらしい。
今でもその時の記憶は残っていて、マンション中からティッシュ片手におばちゃんたちが飛び出してくる絵は思い出すとどうしても笑ってしまう。
その後、僕は親父の車に乗せられて病院に向かい、三針を縫う大怪我となった。
今では髪の毛の量が多いため隠れているが、縫った箇所は髪の毛が生えておらずハゲた状態になっている。
夜中に三輪車を乗り回して怒られた話
これは多分親父にものすごく怒られたため記憶から消去しているっぽい。
全然覚えていなくて、親父から話をされたときもビックリしたぐらいだった。
これは年中の時の話で、僕が初めて三輪車を親からプレゼントされたときのことだった。
僕は親父の血のせいか他の子よりも体大きくて、普通の三輪車は小さすぎて乗れなかったらしい。
だから、普通の三輪車よりも大きめの黒い三輪車を買ってプレゼントされた。
その三輪車にはハンドルの辺りにスイッチがついていて、スイッチをONにすると音楽が流れる仕組みだった。
三輪車を買ってもらった僕は興奮し、その日は三輪車を乗り回していた。
その日の夜、親父とお袋は真夜中に僕の三輪車から流れてくる音楽で目を覚ました。
そう、何を思ったのか事もあろうに僕は真夜中にしかも家の中で三輪車を乗り回していたのである。
当然親父は大激怒!
どうもかなり怒られたらしいのだが、180㌢90㌔でアメフトのラインを張るぐらいの体格と筋肉を持ち、ヤクザのような顔をした親父に大激怒された僕は恐怖のあまりこの時の記憶を飛ばしてしまったらしい。
この次の日から僕とまだ幼稚園に行く前だった妹は二人共9時には寝かされるようになった。
勿論一番下の妹も物心ついたときには9時に寝かされていたのだが、妹達は9時に就寝しないといけなくなった理由を未だに知らないはず。(とても兄のせいだとは今でも言えないw)
僕自身はそれから数年後、小学生のときに一時期耳鳴りで2,3時間ぐらい寝れないことがあった。
多分なのだが、耳鳴りで聞こえてきた声が親父の声っぽかったから三輪車を乗り回して怒られた時のものが耳鳴りとして残ってたんだと思う。
親父と酒を飲むようになってから聞いた話なんだが、いくら思い出そうと思って全然覚えてないのである。
親父は当時スポーツ刈りだったのだが、今はひげ剃りを失敗したらしくスキンヘッドになっている。
体格はさほど変わらず、黒のプリウスを実家で運転しているのだが、前を走っている車が急にどいてくれたりしてくれるんだそうだ。
お袋は「車が避けてくれて便利よ」と喜んでいたが、僕は呆れてしまった(´Д`)ハァ…
まぁ、以前は黒のエスティマに乗っていたので、プリウスになっただけマシだと思うしかないのかな(;・∀・)