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僕は飲食店で働くことができない

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働くことができないアイキャッチ

飲食関係での労働が苦手な苦労詐欺だ。
つい先日九条ユーゴさんが、自身のブログでコンビニバイトに関するエントリーを書いていたんだよね。

 

www.kujoyugo.com

「コンビニのバイトなんて誰でもできるし簡単だよ」ってなめて掛かる人多いよね。
でも、あれって店員さんを見てればわかるけど、やること多いし、結構大変だと思うんだよね。

コンビニバイトが簡単だって言う人は一度働いてみればいいと思うよ。
あと、コンビニ店員に対して偉そうな態度をとるスーツ姿のリーマンも、コンビニのバイトを一回あじわってみればいいよ。

バイトの話を読んでいたらふと自分が飲食店でバイトしていたときのことを思い出した。
飲食店って結構体育会系な感じのところで僕はものすごい苦手だったよ。

 

きっかけは親の紹介

家族

前に一度別の記事で、専門学校に通っていた頃デバッグの仕事をしていたことに少しだけ触れたんだよ。
この仕事は専門学校を卒業した後も1年続いて、合計4年ぐらいデバッグの仕事をしていたんだよ。

実はこの仕事をするよりも前に、僕はラーメン屋で働いていたんだよ。
名古屋の専門学校入学と同時だから4月から働き始めたよ。

このラーメン屋、僕が岡山から名古屋の専門学校に進学が決まって寮に住むことになった時、親から紹介されたんだよ。
家族ぐるみで付き合いのある人の親戚が経営しているラーメン屋さんで、一人暮らししてお金が必要ならそのラーメン屋さんで働かないかって話になってね。

週2でもきつかった

きつい

こんな流れで専門学校の寮生活と共にスタートしたラーメン屋のバイトだったんだけど、これが結構きつかったんだよ。
バイトに入る頻度は週1多くて週2で大体平日の夜に入ってることが多かったよ。

「大して仕事入ってるわけじゃないのにキツイとか言ってるんじゃねぇ」とか言われそうだけど、肉体的なきつさもあったけど、精神的なものも結構あったんだよね。
やってた仕事はラーメン屋のホールで席案内して水出して、注文とって、完成した料理を運んで、お会計してっていう内容だったんだけど、そもそも僕は接客って苦手だったんだよね。

相手を客だって思うと途端に緊張しちゃって、水出すのが遅かったり、注文を効き間違えたりっていう凡ミスを頻発しちゃって、しかもこれが全然直らなかったよ。
しかも、お客がつまみ系の料理を注文したときなんかは、ホールスタッフが専用の皿なんかを用意して厨房スタッフの補助みたいなこともしないといけなかったよ。

この皿出しもどのメニューでどの皿を出さないといけないのかが全然覚えられなくて、出す皿を間違えるたびに怒られてたよ。
仕事終わりにまかない代わりとして好きなラーメンを注文してタダで食べることができるから、終わってから食べて帰るんだけど、しょっちゅう泣きながら食べてたかな。

3ヶ月が限界だった

逃げる

開始1ヵ月で辞めたい気持ちでいっぱいになったんだけど、親の顔もあって辞めるに辞めれなかったよ。
そこから3ヶ月働いたんだけど、最後は耐え切れなくなってばっくれてしまったよ。

結局親や店長と話し合ってラーメン屋のバイトは三ヶ月で辞めることになったよ。
この時は本当に親に申し訳ないことをしてしまった、迷惑をかけてしまったとしばらく落ち込んだよ。

ラーメン屋を辞めてから暫くはアルバイトなんてする気にならなくてダラダラしてたよ。
親父は自分のツテを使って、元部下が店長をしているコンビニでのバイトの話を出してきたけど、僕は「自分で探す」といって拒否したよ。

明らかにラーメン屋の二の舞になるのが見えてたからね。
そこからどうにかデバッグの仕事を見つけ出して、働き出したんだよ。

後日談

ヤクザ

このラーメン屋の話にはちょっとした後日談がある。
家族ぐるみで付き合いがある人っていうのは、親父の大学時代の先輩に当たる人なんだよね。

その人の従兄弟が運営しているラーメン屋だったんだけど、僕と同じように親父の先輩もそこで店員として働いていたんだよね。
親父の先輩は体操教室を開くことが夢で、その資金を稼ぐ為に本業とラーメン屋のアルバイトをしていたみたいなんだよ。

その人は数年後に実際に体操教室を開くことになるんだけど、開業に関して問題になったんだよ。
体操教室を開く為にその人ヤクザとの関わりを作ったみたいなんだよね。

僕の親父はその人を説得しようとしたんだけど効く耳持たず、まるで人が変わってしまったみたいなんだよね。
結局その人は奥さんと離婚することになり、子供もいたけど親権は全て奥さんへ、僕の両親もその人とは縁を切ることになったよ。

さて、話をちょっとだけ戻すけど、僕がラーメン屋のアルバイトをばっくれして辞めてしまったとき、僕の両親はかなり僕のことを心配した。
何せ飲食店のアルバイトをばっくれて辞めたのはこれが初めてではなく2回目だったからね......。

つづく