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ヤフオクでプラモデルやフィギアの転売を行う仕事をしていたときの話

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ヤフオク転売業者話アイキャッチ

※個人ではなく法人化しているおもちゃ屋で働いていたときの話なので注意

ねんどろいどやガンプラなんかを見ると、昔を思い出してしまう苦労詐欺だ。
僕は昔プラモデルやフィギアをヤフオクに転売する仕事をしていた。

 

大した話じゃないけど、今回はその頃の思い出話でもしていくよ。

 

Web担当として応募して出品者として合格した

もうかれこれ4,5年ぐらい前の話なんだけど、僕は専門学校卒業後、パチンコ・ゲームのデバッカーとして働いてた。
雇用形態は請負だったけど、実質アルバイトみたいなものだった。

時期によって仕事の量に大差があって、生活がギリギリだったな。
色々とあってその会社を辞めて、今度は年金機構でデータ入力のアルバイトをしてた。

ここは入る前から時給があんまりよくないの分かってたから、初めから1年で辞めるつもりでいた。
入社してから1年経つ1ヶ月前に転職活動をして、件のおもちゃ屋にアルバイトとして採用が決まった。

このおもちゃ屋にはWeb担当として、昔自作した作品を持っていって面接を受けたのだが、そちらはものの見事に落ちた。
代わりに、ヤフオクに買い取ってきた商品を出品する出品者としての採用が決まった。

作品を見せた面接官には「一昔前の作品」と鼻で笑われるような程度のものしか作れない技術レベルだったから、今思えばこの方が良かったのかもしれない。
給料的にはデータ入力のときよりも全然良かったし、フィギュアやプラモデルのようなおもちゃは昔から好きだったから僕にとってうってつけの仕事だと思った。

データ入力の仕事を辞めた次の月から早速出品者として仕事を教えてもらいながら働いた。

お仕事は分業制

この仕事は分業制で、郵送買取査定部署・出張買取査定部署・出品部署・梱包部署の4つに別れてた。
ちなみにWeb担当は一人しかいなくて、後任者がほしくて求人をかけていたらしい。

会社全体の流れ

流れとしては↓の感じだった。

  1. Webサイトから買取の募集を行う
  2. 郵送買取査定または出張買取査定を実施
  3. 買い取ってきた商品を出品者がヤフオクに出品
  4. 落札後、メール担当者が落札者とやり取り
  5. 梱包されて運送会社が集荷&発送

Web担当は募集用のサイト作って基本的にはサイトのメンテナスしてる感じだった。
郵送買取査定・出張買取査定のような買取査定を行っている部署は基本正社員だった。

出品側は上の管理側にいる人達は正社員だったけど、それ以外は基本アルバイト。
出品側の中に出品後のメールでのやりとりを専門に行うメール担当がいるんだけど、メール担当もお金を管理しないといけないから基本は正社員。

落札後の梱包を行う部署は基本的にはパートのおばさんがやってた。
まとめ役は昔イケイケでした感がある50代ぐらいのおっちゃんがやってた。

このおっちゃん、おもちゃ好きらしく、特に好きなラジコンとか入ってくると出品者側の席にやってきては商品の話を語ってた。
僕は入社してから仲良くなった出品・メールを兼任しているK君と2人でよくおっちゃんの聞き役になってた。

出品の流れ

出品の流れは大体↓のような感じだった。

  1. 買い取られてきた商品を検品
  2. 検品しながらテンプレートに商品情報や商品状態なんかを記載
  3. 1、2を繰り返して30品ぐらい作る
  4. 30品ぐらい作ったら写真台で写真撮影
  5. 撮影し終わった商品は出品棚に置いていく
  6. 大体1商品3枚ぐらい写真をとって棚に商品を置いて次の商品を撮影を繰り返す
  7. 全商品撮影し終わったら、デジカメをPCに繋いで画像を全て取り込む
  8. 2で作ったテキストと画像を使って出品作業

大体こんな感じの流れだったかな。
慣れるまでは1日10品ぐらいしか出品できなかったけど、一ヶ月ぐらいで30は越えれるようになってた。

未開封のプラモデルとかフィギアは比較的楽でそこそこの値段で売れるからかなりコスパがよかったと思う。
開封済みでもパーツだとか付属品だとか揃っていればいいけど、無いものあったりして検品が大変だった(;・∀・)

色々と苦労する商品も多かった

この仕事、買い取る商品によってはかなり苦労させられた。
まず、買取・査定する側だが、お客様の情報と食い違うことも少なくなく、破損を巧妙に隠してるフィギアとかが稀に紛れてた。

まぁ、運んでくる途中だとか、検品のために商品開けたときとかに破損したりするから、どこで破損してたのかわからないパターンとか多かったけどね。
あと、明らかにゴミって分かっててプラモの素組品とか買い取ってきて「まとめて出品して」って言われるから何回かはキレそうになった。

地味に嫌だったから印象に残っているのが、何故か外箱も中身濡れちゃってるフィギア。
数体ほど入ってきたことがあって、箱も本体も濡れてる感触が嫌だったのを今でも覚えてる。

プラモデルって言うと「ガンダムのプラモデル=ガンプラが」一番主流だったかな。
車とか飛行機・船・戦車とかのプラモデルもあったけど、古めのが多くて、状態が悪いとパーツが揃っているのかどうかすらもわからないのがあった。
なかには箱の中に虫が入ってるとかあって、そんなのが出てきた日には仕事場は阿鼻叫喚だった。

ガンプラと並んで多かったのはゾイドなんだが、これも未開封品は楽だったな~。
パーツ数が多すぎて、外箱・内袋共に開封品とか最悪だった。

フィギアはABS製(※1)のキャラ物とかねんどろいどとかゲーセンの景品とかが多かったかな。
基本的にはアニメやボカロなんかのキャラ物が大半を占めてたかな~。

海外製のフィギアなんかも入ってくることが多くて、大概はコールドキャスト製(※1)で大きめかつ重たい&壊れやすい物が多かった。
バットマンやアイアンマンみたいなアメコミヒーローやロード・オブ・ザ・リングのような映画キャラのものとかもあった。

ダイキャスト製(※3)の飛行機模型(海外物)なんかもあるんだけど、開封品の中身を確かめる時に細かいパーツを破損させちゃって、結果破損品で出品したこともしばしば。
アンテナ部分とかもろくて簡単に折れちゃうことあったし、気がついたら羽が割れてたなんてこともあった。

コールドキャスト製といえば、エロフィギアもよく入ってきてた。
開発・販売元が岡山のメーカー(メーカー名にモロ「岡山」って入ってる)で、実家が岡山にある身としてはなんとも言えなかったな~。

ただ、検品や写真撮るときは「よくできているな~」って関心したぐらいしっかりできてたよ。
魔改造フィギアなんかも引き取ってたけど、違法性高すぎで出品はほぼ不可能だったね。

※1.ABS樹脂のことで、通常のプラスチックよりも強度のあるプラスチック素材。
衝撃に強い&塗料のノリがいいため、通常のフィギアでは多く使われる素材

※2.プラスチックと石の中間のような材質を使って作られたフィギュア。
かなり重みがあってちょっとした衝撃でも壊れやすい。
作り方が特殊で少数生産しかできず、フィギアの値段も自然と高くなる。

※3.実際の車の部品なんかにも使われている金型鋳造法の1つ。
高めの寸法精度で鋳物を短い時間に大量に作り出せるため、模型の製造なんかに使われている模様。
コールドキャスト同様衝撃にそんなに強くないため壊れやすい。

DVDやBD・ゲームなんかもあった

多かったのはフィギア・プラモデル・模型辺りなんだけど、DVDやBD・ゲームなんかが入ってくることもあったよ。
こうゆうのはフィギアやプラモと比べて未開封状態だったり、開封してても状態がいいパターンが多かった。

買取・査定部署に支店長がいるんだけど、その人に欲しいものを持っていって、「これほしいんですけど?」って言うと、オークションの相場確認して、何割が引いた書くで買い取らせてくれた。
DVD・BD・ゲーム関連は僕が欲しかった物が入荷してくることも少なくなくて、過去に幾つかお安く買取させてもらった。

サーマーウォーズのBDBOXやNINJA GAIDENのBOX・ゴッド・オブ・ウォーのBOXなんかを5000円以下で買い取ったりしたな~。
逆に一番くじで引いたモンハンのレウスのハンティングトロフィー(首フィギュア)を2000円ぐらいで買い取ってもらったこともある。

あと、2・3等身ぐらいのキャラが結構好きで、モンハンのねんどろいどとかも買い取って、未だに家に箱に入れたまま放置されてる。
メダロットのロクショウのフィギアとかも買い取ったな~。
ちなみにフィギアはゲームやDVD・BDよりかは安かった。

ある時、ハイパーヨーヨーなんかが沢山入った処分品の袋の中に初代デジモンが混じってた。
懐かしくなって、仲が良かった同じ出品者の子達と話し合って、みんなで買い取ってやろうって話なった。

僕が代表で支店長に「この処分品に入ってたデジモンください」と持っていき、支店長は「懐かしい~」と言いながら相場を確認し始めた。
相場の価格を見た僕と支店長はビックリ!、なんと一番古い初代デジモンは未開封で8000円にもなるのだった。

デジモンは6個ぐらいあったんだけど、殆どが8000円とか5000円とかして高かった。
査定側の人が気が付かないで混ぜたらしく(犯人は特定できなかった)、高すぎるので泣く泣く断念した。

ドール系やブリキもあった

BDやDVD系は結構高く売れる高額商品だったんだけど、他にも高値で売れるブライスやドルフィンのドールや年代物のブリキのロボットとかもあった。
ドール系はかなりマニアックで、検品にもものすごい時間がかかるから、その日の商品数が全然稼げなかった。

こうゆうのも箱ありとかできてくれればいいけど、ドルフィン系のドールが箱無しでくるという困った状態のことも多かった。
服着ていれば辛うじて詳しくない僕でもどうにかなったが、服を着ていないとさっぱりわからず、ほぼドールが好きな子に投げてたな。

あと、年代物のブリキのロボットなんかもあって、箱ボロボロだけど「これ高いから気をつけて」って持ってこられたな。
物によっては1個で3万越えるとか後から知って引いた覚えがある。

今思えばおもちゃ関係の知識はこの時いっぱい学んだ気がする。
オークションの相場がわかるサイトとかもしょっちゅう活用してたな。

http://aucfan.com/

半年でアルバイトから正社員へ

様々な商品の出品をやらされ、気がつけば入社して半年が経ってた。
入れ替わりの激しいところだったから、半年しか居ないのに既に僕はベテラン扱いになってた。

毎日仕事していると自然と仕事のスピードが上がっていって、出品する商品が割と良いものばかりになれば一日で60は出せれた。
ベテラン扱いになっているので、開封済みのゾイドとか面倒くさいのがまわってることがしょっちゅうだったけど、それでも1日平均40は出していた。

ただ、このブログを見てもわかると思うけど、僕は結構がさつなところがある。
このブログの記事を読んでみるとわかるけど、所々誤字脱字だとかがあるんだよね(;・∀・)

この性格が災いすることがあって、半年で2回ぐらい画像とテキストがズレている状態で出品してしまったことがあった。
出品した30個のうち15個ズレてて、次の日出し直しになった。

こんなのを繰り返したせいで一度支店長に呼び出されて、

三度目は無いぞ

って釘を刺されたこともある。
まぁ、この辺りから支店長や上の人達との関係が悪い方向に向かっていったけどね。

そんな紆余曲折を繰り返して半年経ったある日、僕はまた支店長に呼び出された。

(・д・)チッ…反発しすぎたかな?

クビならクビでいいや、次探そう

とか軽くヤサグレながら支店長の元に向かったら、開口一番

明日から正社員だから。

(゚д゚)!

管理側として( `・∀・´)ノヨロシク

……わ、わかりました(;・∀・)

上のやり方とかが気に入らなくてモヤモヤしてる部分もあったけど、正社員にはなりたかったのでその場で受け入れた。
勤務態度は悪いが実力は認められたらしく、会社側として正社員採用することになったみたいだ。

ここの仕事はアルバイトでも正社員でもシフト制で、正社員だけは固定給&有給が存在してた。
生活のために入れれる時は仕事入れてたけど、休むと給料減るから、どうにかして正社員になれんかなとか考えてた矢先にのことでありがたかった。

まぁでも、おもちゃに一日触れてられるこの仕事は僕としては結構好きで、正社員になってからも有給とる以外はアルバイトの時と変化はなかったかな。
有給もシフト制だから同じフロアの社員の子と話してどうするのか決めないといけなかったしね。

社員になってからも仕事が入れられるところは入れて、しっかりと働いてた。
そこから仕事を辞める1年半の間にも様々な事件が起こったけど、今回は割愛。

また、機会があればその時の話を事件簿にしてでも話そうかな。

仲良くなった彼の驚くべき秘密

時間を遡って、入社してから数週間が経った時のこと。
前日までは入社してから暫くは仕事を覚えるために、建物の最上階で仕事を教えてもらっていた。

その日は仕事に慣れてきたこともあって、一つ下の階で仕事をすることになった。
この日のお昼時、僕はそれまで教えてもらっている人以外に話しかけたことがなかったんだけど、この日メール担当として仕事に入っていたK君に気がついたら話しかけていた。

きっかけは彼がお昼ごろにパソコンをスピーカーに繋げて、ニコニコ動画のネタ動画を大音量で流したことだった。
あまりにもその内容が面白くって、気がついたら自然と彼に話しかけていた。

K君とはそのまま仲良くなっていき、仕事で同じ階になるとしょっちゅう喋っていた。
上の人から「あいつらうるさい」と思われてみたいで、暫くは同じ階になることはなかったけど、顔をあわせれば馬鹿話をする仲になっていた。

K君は僕が入社するよりも数ヶ月ほど早く入社していて、メール担当まで任せられるほど優秀だった。
仕事も僕の倍の速度でかつ正確にこなしていくぐらいできるやつだった。

入社するのが数ヶ月早かったから当たり前なんだけど、僕よりも数ヶ月先に正社員に昇格してた。
K君のほうが歳は下なのだが、実力は上なので、彼に追いつこうと必死に仕事をしていたな。

僕が正社員になった頃ぐらいに「フロアごとに人員を固定して、シフトで回そう」という話が決まった。
僕とK君は相変わらず「あいつらうるさい」と上に思われているもんだと思っていたのが、なんと、彼と同じフロアで固定されることになった。

ここから更に仕事が楽しくなって、毎日馬鹿話をしながら、他の階を上回るような出品数を出して、楽しく仕事をしていた。
僕が幹事になって、同じフロアの子達と飲みに行ったりとかもよくやってた。

それから1年と数ヶ月が経ったある日僕はこの仕事を辞めることになる。
その理由は次に書くけど、仕事を辞めた数ヶ月後、LINEでやり取りをしていたK君から衝撃の告白をされた。

俺、ゲイなんだよね。

君をそんな目で見たことはないけど、友達として嫌われるのが怖かったら言い出せなかった。

ビックリして腰を抜かしそうになったけど、ものすごく冷静に、

そうか。別にそんなことで友達を嫌いになったりはしないよ。

と、返事をしておいた。
彼とはアニメの話とかでそれからもLINEでやり取りしていたけど、最近はメッキリ話をしなくなったな。

僕が仕事を辞めた数ヶ月後に彼も退職し、今は家具屋で正社員として働いているらしい。
彼は元気にやっているといいのだが。

クラウドソフトを繋げっぱなしにしていたのが運の尽き

フロアでのメンツが固定となり、正社員として働きだしてから1年半弱、入社してから1年11ヶ月ぐらい経った時のことだった。

作業をもう少し効率よくできんかな?

そんなことを思って、家で効率化に繋がりそうなフリーソフトなんかを探してた。
良さそうなのが見つけたから、始めはUSBにでも入れて会社で使ってみようかなとか思ってた。

結局USBに入れて持っていくのが面倒くさくなり、どこかでUSBにでもをなくしてしまいかねないとも思ったので、USBでの持ち運びは断念した。
代わりにGoogleドライブにインストーラーを入れて、それを会社で落としてインストールすることにした。

結果的にこれが命取りとなった。
ソフトのインストーラーを入れたのは私用で使っているアカウントのものだった。

中に普通にエロ動画とか入れていたのだが、会社のPCでも自動同期とか自動ログインさせなければ大丈夫だろうと思っていた。
僕は会社で使っているPCからGoogleドライブを起動し、自分のアカウントでログインを行って、ソフトのインストーラーを落としてきて早速使ってみた。

色々と試行錯誤して使ってみたが、結果的には効率が上がらず、使うのは辞めることにした。
この時僕は自分でドライブの自動ログインや自動同期を切ったつもりでいたのだが、実は切れていなかった。

Googleドライブの自動同期・ログインが切れていないことに気が付かず、数週間経ったある日、朝一から僕の一番嫌いな上司から呼び出しを受けた。
この上司とは犬猿の仲で、お互いに「こいつ会社辞めないかな」と思ってるぐらいだった。

「○○○○(アカウント名)って君のアカウント?」

自分が普段使っているアカウント名を言われた瞬間、嫌な予感がよぎった。

このアカウント、君の階の奥のPCでログインされてて、Googleドライブが同期されてたんだよね。

もうこの時点で言っている意味がわかった。
コイツに見つかっている時点で完全にアウトなところまで察した。

多分、個人的なアカウントだと思うんだけど、エロ動画とか入ってたし、会社のPCに繋げるのはどうかと思う。

自主退社してほしい…

会社辞めます。

向こうが言い切る前にかぶせる勢いで言い切った。
結構なクソ上司で、こいつに泣きついたりすぐらいなら会社辞めたほうがマシレベル級なので、言い切られる前に即答した。

同じ階で働いている子やK君には申し訳なかったが、辞める以外の選択肢は無いとその場で判断した。
流石に即日は厳しく、次の仕事も決まっていないので一ヶ月の猶予をもらった。

ちなみに、クソ上司以外の人達とは関係が良かったこともあり、買取・査定のまとめ役の人が「どうにか残ってもらえないか?」と直談判までしてくれたらしい。
ものすごいありがたかったけど、クソ上司の顔も見たくないレヴェルだったので、その話も蹴っていた可能性が高いなと今でも思う。

一ヶ月で就職先は決まらなかったが、退社した数週間後に今働いているITの会社への就職が決まった。
結果的に入りたかった業界に入れたので、あの時あの場で即答で辞めると決めた自分の判断は間違っていなかったんだなと未だに思うことがある。

最終出社の日はお世話になった支店長が出張でいなかったので、携帯で直接電話を掛けた。
支店長からは「本当に辞めるんだな。期待してたんだけどな」と言われて、泣きそうになったが、涙を堪えて感謝を伝えた。

次の就職先が決まったその日は、K君を含めた仲の良かった子達が送別会を開いてくれた日だった。
決まったことを報告するとみんな喜んでくれて、改めてクソ上司以外はいい人たちの集まりだったんだなと感じることができた。

最後に

ここまで僕の思い出話に長々と付き合ってくれてありがとう。
大して役に立つような情報を載せていないんだけど、ちょっとぐらい転売に役立ちそうな情報でも書いておこうかなと。

知っている人も多いと思うけど、転売を商売として行うのなら必ず「古物営業許可」が必要になるよ。
ただ、この資格取得するのは簡単で、近くの警察署いって手続きをすればいいだけ。

ただ、僕みたいに借金を現在返済している人はこの資格の取得ができないっぽい。
詳しくは調べてみないとわからないけど、借金返済中の人は諦めるしかないかも。

あと、転売のノウハウをブログに書いている人もいた。
結構参考になると思うから、転売に興味がある人は読んでみてね。

m-master.com

個人でも、上手いこと仕入れ先を確立できれば、儲けが出ると思うよ。
古物商があれば、ヤフオク出品代行もできるから、サイト立ち上げて集客できればそれなりにはなるんじゃないかな。

転売って「転売厨」とか言われて悪いイメージつけられちゃってるけど、それは一部の人間が買い占めちゃうからだよね。
しっかりと節度を守ってやれば、ちゃんとしたネットビジネスになるんじゃないかと僕は思うよ。