FF9に熱中した僕がゲームの中で学んだたった1つのこと
最近はスマホアプリゲームに熱中している苦労詐欺だ。
ぷよぷよクエストを2年ぐらいやっているんだが、だんだん嫌気が差してきた。
Twitterでよく絡むボードゲーム大好きなはちさんがこの前クルセイダークエストってアプリゲームを紹介してる記事をUPしてた。
これ読んで興味が出てきたから、ぷよクエやりながらこっちもやってみようかな~と検討中。
やってみて面白かったら確実にぷよクエのほうの時間をガリガリ削ることになるけどw
こうやってゲームに触れていると昔を思い出しちゃうんだよね。
今回はゲームを通して僕が学んだたった1つのことについて書いてく。
飽き性な小学年生
僕は以前FF9に関して↓の記事を書いたことがある。
この記事は有名ブロガーのヒトデさんを始めとした多くの人にシェアされて、気がつけばスマートニュースにまで掲載された。
お陰で沢山のPV数を稼いでくれて涙ながらに感謝した。
なぜかはてブの数はこっちの記事のほうが多かったけどね(;・∀・)
そんな思い出の名作FF9に夢中になっていたのは僕がまだ小学校5年生の頃だった。
小1の頃にスーパーファミコン、小3ぐらいでプレイステーションを親に買ってもらい、それまでにもいくつかゲームで遊んでいた。
ただ、当時から飽き性で、プレイしたゲームが途中で詰まるとすぐ諦めて止めてしまうを繰り返していた。
一番最初に買ってもらったスーパーマリオコレクションのセーブデータを後々見直したら、どのタイトルのセーブも「1-2」で止まっていた。
1ステージ目までは頑張ってクリアーするのだが、2ステージ目で根気がつきちゃうのだ。
ドラゴンクエスト3も買ってもらったのだが、こちらも最初のボスであるカンダタにボコボコにされてからやる気がなくなって止めてしまった。
これに関しては高校生になってからやり直してクリアーまでいった。
プレステを買ってもらった時には一緒にキング・オブ・ファイターズ95を買ってもらった。
このゲーム、リアルタイムの格闘ゲームだと思っていたのだが、プレイしてみたらなんとターン制のコマンドゲームだった。
格闘ゲームがやりたくて購入したゲームだったからガッカリ感がすごかった。
結局これも序盤のほうで飽きてしまいすぐにやらなくなってしまった。
そんな小学生だった僕が5年生のときに、クラスにA君が引越してきた。
A君とは何がキッカケだったのか思い出せないけど、気がついたらお互いの家で遊ぶぐらい仲良くなっていた。
借りたFF9に大ハマリ
仲良くなったA君は当時プレステのソフトを沢山持っていて、彼の家に行く度に色々なソフトを遊ばせてもらっていた。
当時はDQ7が発売した頃ぐらいで、A君は週刊少年ジャンプやVジャンプに掲載されていたDQ7の攻略情報を切り抜いて集めたりしていた。
僕は彼からプレステのソフトを借りるようになり、彼がやり終わったソフトをちょいちょい借りていた。
ある時、「これやり終わったから借りてってもいいよ」と珍しく彼かソフトを差し出してきた。
それが後々僕がドハマリすることになったFF9だった。
今でこそプレステ系のコンシューマーゲームはディスク1枚が当たり前のことが多いが、当時はディスクが4枚もついていた。
ケースがちょっとした有名アーティストの音楽アルバムぐらいの分厚さがあった。
FFはプレイしたことがなかった僕だけど、興味はすごいあったので、ウキウキしてFF9を借りて帰った。
それまで借りたゲームも途中までプレイしては飽きて返すを繰り返してた僕だったけど、FF9のときだけは違った。
有名なゲームをプレイしているっていう高揚感みたいなのもあったけど、FF9のストーリーにものすごくハマっていった。
ジタンの明るいキャラクターやガーネットは可愛かったし、ビビの純粋さにものすごい好感が持てた。
まぁ、当時も今もスタイナーだけは好きになれないんだけど、ベアトリクスとくっつく展開だけは好きかな。
あと、キャラクターの等身も好みな等身だった。
ゲームの2等身・3等身ぐらいのキャラクターが好きで、後々リメイクされたDSのFF3もキャラの等身に惹かれて購入して、ラストダンジョンの手前までやった。
多分だけど、小5の僕はFF9のゲーム性よりもストーリー性・キャラクター性にはまっていってたと思う。
ゲーム性はそれまでFF未プレイだった僕でもそこまでストレスを感じない程よい作りになってたと思う。
僕がこのゲームで学んだたった1つのこと
マリオですら2ステージ目で諦めちゃうぐらいの飽き性だった僕ですが、FF9にはハマり、気がつけばDISC3までで進めていた。
実はDISC3の4つの祠まで一度もゲームオーバーを経験せずに進めていた。
それまでゲームオーバーを食らって諦めるパターンが多かったから、4つの祠までゲームオーバーにならなかったのは続いた要因の1つだったと思う。
攻略法は一切見ず、アビリティもそこまで拘らず、装備もその時その時で一番強いやつを選択して装備させてたぐらいのプレイだったけど、不思議とゲームオーバーにならなかった。
しかし、この4つの祠では、ジタンとクイナの2体でボスに挑むという強制イベントが発生するという中々の鬼畜イベントだった。
しかも、僕はパーティをほぼジタン・ガーネット・ビビ・フライヤーにしていたため、クイナはほぼ育っていない状態だった。
そんな状態で4つの祠のボスである「土のガーディアン」に挑戦することになってしまった小5の僕は困った状態になった。
え~?まじかよ~(;・∀・)
クイナなんて育ててないよ~、ジタン一人とかきつくね?
心配は案の定的中で、クイナは速攻で土に返り、残ったのはここまで一番活躍して一番育っていたジタンだけ。
アビリティやアイテムを駆使してジタンで粘るが時間の問題で、土のガーディアンの「地震」であえなく撃沈。
ここで、FF9をプレイして初のゲームオーバー画面を見た僕なんだけど、不思議といつもと違った感情が湧き出た。
今のは何がダメだった?
クイナは育てていないから死んでもおかしくないけど、死ぬ前にもう少し何かできただろ。
ジタンは持ってる装備やアビリティをもう少し見直して調整しよう。
なんといつものあきらめモードではなく、その場で反省モードに入って、ボス戦前のセーブデータからゲームをやり直し始めるという今までと違う行動を自然とやり始めていた。
ジタンの装備・アビリティを見直して、地震への対策は思いつかなかったけど、とりあえずベストの状態を作ってもう一度土のガーディアンに挑んだ。
結果はやはり地震で体力をガリガリ削られ、その後の魔法攻撃で死亡。
今度こそ諦めに…入ることはなく、またもや反省モードに入り、何か使える魔法やアイテム・装備がないかと探しだしてた。
これを繰り返すこと数十回(正確な回数不明)目にして、どうにか土のガーディアンを倒した!
この時、何か大きな仕事を達成したようなそんな気持ちになって、テレビの前でガッツポーズして喜んだのをよく覚えている。
ちなみに近くで見ていたお袋には白い目で見られてたけどね(;・∀・)
土のガーディアンの地震には土属性吸収の装備をさせておけばいいんだけど、当時の僕は攻略法を見ない縛りを架していたから、気が付かなかったんだよね。
この日から僕は少しだけ変わって、ゲームで失敗しても投げ出さず、最後まで遊び切るようになった。
現実でも影響が出て、ちょっと失敗したぐらいでは投げ出さないようになっていた。
僕がFF9をプレイして学んだたった1つのことっていうのは、失敗しても何度でも挑戦する「トライアンドエラー」のことである。
あの飽き性でなんでもすぐ投げ出す僕だったけど、この時の経験があったことで、すぐに諦めることはほとんどなくなった。
まぁ、今でもたま~に投げ出しちゃうことはあるんだけど、そこら辺は愛嬌ってことでゆるしてチョンマゲ
突然のお別れ
僕がトライアンドエラーを学んび、その後、DISC3の最終であるクジャ戦までいった。
そこでも何回かゲームオーバーになりつつ、試行錯誤を繰り返し、5回目ぐらいの挑戦でどうにかクジャを撃破!
その後ムービーが入り、そしていよいよDISC4へ!
僕は意気揚々とDISC3を取り出して、DISC4をセットして、プレステの電源ボタンを押した。
しかし、ここで予期せぬ突然のお別れが訪れてしまう。
DISC4を入れて本体の電源を入れたところまではよかったのだが、そこから画面は暗転したまま動かないのだ。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
いよいよラスボス戦と思ったら動かないんですけど~~~~~
結局何回もDISCを出し入れしたり、DISCカバーの中を吹いてみたりしてみたがうんともすんとも言わないままだった。
DISC4は起動することなく、次の日にA君に「DISC4動かなかった」とションボリしながら返した。
後にA君が調べたところ、DISCの裏面に指の跡みたいなのがあり、それが原因でDISCがまともに起動しなくなったらしい。
指の跡はいつ付いたものなのかがさっぱりわからない(僕もそんな部分は触っていない)みたいで、未だになぜああなったのか不明のままである。
悲しきことに小5でトライアンドエラーを覚えた僕は、それを教えてくれたFF9をクリアーすることなく小学校を卒業することになった。
ちなみにA君とは僕が引っ越す中3までずっと仲が良かった。
後日談
僕はその後、中学生になってからPS2をお小遣いで購入し、鬼武者やみんなのゴルフをプレイした。
この頃には購入したゲームは殆どクリアーするようになっていた。
高校生ぐらいになるまで小学校の頃にクリアーできなかったFF9がずっと心のなかでひかかっていた。
せっかくあのゲームがキッカケでゲームを最後まで遊ぶようになったんだし、FF9はどうしてもクリアしたいなと考えるようになった。
そして、高2の頃、近所の中古ゲームショップで2000円で販売されているFF9をハヶ━m9( ゚д゚)っ━ン!!した。
何の迷いもなくお小遣いを使ってその場で購入。
購入後、小学生の頃に魅了されたストーリー性と更にゲーム性にも魅了され、ますますFF9にハマった。
ここ掘れチョコボなんかのミニゲームやサブイベントも全てやっていったためクリアまでには1ヶ月ぐらいかかってた。
裏ボスもしっかり倒したし、ジタンやフライヤー辺りは最強武器まで揃えたな~。
最終的にやり尽くしたFF9は僕にとって今でも思い出に残るゲームの1つになっている。