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家政婦のミタのパクリとは言わせない!今家政夫のミタゾノが面白い

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4年前の10月に放送された松嶋菜々子主演の大ヒットドラマ「家政婦のミタ」を覚えていますか?
ちなみにこのドラマは僕も1話目を見たのですが、王道感と先が読めてしまう展開があまり好きになれずあまり見ませんでした。
しかし、今年の10月から金曜の深夜に放送されている名前がソックリのドラマ「家政夫のミタゾノ」はおもしろくて見ています。
名前からして「家政婦のミタ」のパクリかなと思っていたのですが、全然別物で個人的にはこっちのほうが面白いと思ったので今回紹介していきます。

家政夫のミタゾノとは?

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根本的には家政婦の話ではあるのですが、毎回一話簡潔で予想外の展開を見せるストーリーがかなり見所です。

リーズナブルな値段で家政婦を派遣している「むすび家政婦紹介所」には、料理・洗濯掃除全てにおいてプロ級の腕前を持つ神出鬼没の家政婦が在籍している。
その名は三田園薫(松岡昌宏)。
彼女は家政婦ではなく、男性が女装して家事代行をしている家政夫さん。
そんな三田園は様々な派遣先で仕事を見事にこなしながら、その家庭の裏に眠っている汚れをさらけ出し家庭を崩壊させる家政夫さんなのである。

主役の三田園をTOKIOの松岡がやっているためかなりゴツイです。
そして「家政婦のミタ」とは違って、家庭を崩壊させることが目的になっています。
ちなみに三田園のキャッチフレーズは「その家政夫を雇ってはいけない」になっています。

TOKIO松岡さんの女装姿とても強烈

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メインの主役となる三田園薫をTOKIO松岡昌宏さんが演じていて、放送開始当初からその強烈な女装姿が話題になりました。
むすび家政婦紹介所のメンバーは女装のことを知っているようですが、派遣先では女装であることはまったく知らないことになっているようです。
時々三田園に力仕事がくることがあり、そのたびに低い声で「オラッ!」と掛け声を出しているのでバレてもおかしくないのですが、派遣先に男性だとバレたことがありません。
なんか、ここら辺のアバウトな感じは「11時代に放送されるドラマの感じだな~」と思ってしまい、トリックなんかを思い出してしまいます。

また、2話ではえみりから依頼されて男を追いかけるシーンがあり、スカートを持ち上げて全力疾走するシーンがネットで話題になりました。
ミタゾノ走りと呼ばれていて、その力強い走りと相手と格闘するアクションシーンは最早男でした。
また派遣先の家庭の裏側を探るために行うスパイ活動もかなり大胆で、成功したときの三田園表情がやらしくなるのも面白いです。
松岡さん演じる主人公三田園薫がこのドラマの一番の見所だといっても過言ではないです。

毎回紹介される家事テクおさらいが実は重要

家政夫のミタゾノではドラマがある程度まで進むと、ドラマ内で実際に行った家事テクを紹介する時間があります。
三田園が指パッチンするとドラマ内の時間が停止し、その状態で家事テクについて説明するといった流れです。
たぶんですが、この手法は古畑任三郎の解説シーンをリスペクトしているんじゃないかと思います。

そして、家事テクは必ず三つ紹介されるのですが、三番目は解説後に披露される家事テクになっていて、しかもこのテクはドラマ内のキーポイントであったりします。
キーポイントというか、三田園からのメッセージ的な要素が強い感じです。
ここら辺もドラマの見所の一つであり面白いところだと思います。

ミタゾノさんが家庭を破壊する理由とは?

三田園は毎回派遣先の裏にある汚れを暴き出すため、派遣先の家庭は大体崩壊します。
彼女(彼?)自身もそれが目的で裏側を探り、全てを表に暴き出しているようです。
ですが、このドラマは暴き出して他いさせただけで終わりません。

崩壊後は必ず再生するところまで話が続きます。
崩壊後三田園は再生のキッカケとして三つ目の家事テクを教えます。
三田園の本当の目的は崩壊させることではなく再生させることが目的ではないかと思います。
こういった裏側の本当のメッセージを考えるのもこのドラマの見所であり面白さだと思います。
是非一度、一話でいいので見てみてください。